焦点とは

カメラのレンズの性質を示すものとして、「焦点」がありますが、これは、レンズ前面より、光軸に平行に入射する平行光線が、一個所に集まる位置と定義されています。

これと同じよう目も、全ての光線を角膜と水晶体で屈折させ、網膜上の一点に集め、焦点を合わせています。この焦点を合わせる機能が完全であれば、見ているモノの「鮮明な像」が網膜上にピッタリと合って、はっきりと見ることができるのです。

逆に、網膜上で焦点が合っていない場合は、網膜上の映った像は、ぼやけてしまうのです。

眼の焦点は、角膜のカーブ(曲率)で決定されますが、これが強いと光線がより屈折することになります。角膜のカーブが強すぎると像は網膜の前方で焦点が合ってしまい、ぼやけて見えてしまうのです。

水晶体の厚みは、毛様体筋によって調整されますが、近くのモノばかりを見ていると、この毛様体筋が緊張し続けることになるため、毛様体筋が水晶体の厚みの調整を上手にできなくなり、近くのモノにピントが合わなくなることを一般的に「近視」と呼んでいます。眼を使い過ぎて、一時的にピントを合わせられなくなることを「仮性近視」と言いますが、水晶体を調整している毛様体筋をトレーニングすることで視力回復の可能性は十分あります。

何となく焦点が合わせられなくなったからといって、安易にメガネやコンタクトレンズで矯正せずに、まずは毛様体筋を鍛えるトレーニングをトライしてはいかがでしょうか。



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歪んだメガネ

度が合っていないメガネの装用は、目にとって何も良いことがないことは、容易に想像できると思います。
度が合っていないということは、正常に見えていない状態で生活しているわけですから、メガネをかけないでいる以上にストレスが溜まりやすく、見えにくいだけでなく、目が疲れやすくなるのは当然と言えるでしょう。

これは、フレームが歪んでしまったり、ネジが緩んでいる状態のメガネも、目の正しい位置にレンズが無いわけですから、度が合っていないメガネを装用しているのと同じことが言えるのです。

よく子供が、メガネを片手ではずす場面を見かけますが、これはフレームが歪む原因になりますので、必ず両手でメガネをはずすように習慣付けるように注意して下さい。
特に低学年の子供は、正常ではない位置にレンズがあったとしても、それを不自然には感じなくても仕方がありません。子供が歪んだメガネをかけ続けると、目に負担がかかり続けることになるのです。まして、子供の視力低下のスピードは大人の数倍で進行するのです。

面倒かもしれませんが、子供の目の健康を考えるなら、目の検査と同様に、3カ月に一度はメガネの点検、年に一度は目のチェックを受けるようにしましょう。



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子供の目の発達と3D映像の影響

子どもの3D映像の視聴には注意が必要です。
子どもは、モノを立体的に見たり目を正常な位置に保ったりする機能が、まだ発達段階にあるからです。

そもそも、健康な人がモノや景色を見て奥行きを感じるのは、左右にある二つの目で見ているからです。
左右の目で、それぞれ違った角度から見た映像は、脳で一つに重ねられ、奥行きのある空間として認知される訳です。
3D映像は、二つのカメラで左右それぞれの角度から同時に撮影された映像を使い、特殊な眼鏡をかけることで、右側から撮った映像が右目、左側から撮った映像が左目に交互に見えて、脳が立体映像として認知しているのです。

最近では、特殊なメガネなしで3D映像を楽しめるテレビも販売されており、迫力のあるシーンを楽しめる反面、国民生活センターによると、3D映画を視聴した後に、「モノが二重に見える」「激しい頭痛がする」「乗り物酔いの状態が続く」等の体の不調を訴える相談が相次いでいるそうです。

3D映像の場合、ピントは画面に合ったままの状態で、手前に飛び出したり奥に引っ込んだりする映像に、視線を合わせていることになるので、このズレが目の疲労などを引き起こすと考えられているからです。多くの人は、3D映像を見ても悪影響はないに等しいが、両目の視力の差が大きかったり、目の向きがずれたりしている人は疲労しやすいとのことです。

子どもの視力が発達段階にあるこの時期に、視線とピントの位置が別々になる3D映像を見ると、目の発達に異常をきたす可能性がゼロではない、との指摘もされています。実際、3D映像を見た子どもが、目の位置がずれて視線を調整できなくなる斜視になった例も報告されています。

大阪大の不二門尚教授によると、「ほとんどの子どもは、3D映像を見ても、目の発達に影響はないが、斜視になる場合が稀にある。目の機能は6歳ぐらいまでに発達するとされ、その時期まではなるべく視聴を控えた方がいい」と話しています。


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ブルーライトから子どもの目を守る

テレビや携帯型ゲーム、パソコン等のデジタル機器の液晶端末から発せられているブルーライトですが、近年、子どもたちのゲームやパソコンなどの使用時間は増加傾向にあり、ブルーライトが子供たちの目に与える影響が心配されています。

ブルーライトとは、光の三原色として知られる赤・緑・青の3つの色の中でも、波長が 一番短い青色光のことで、可視光線の中で、もっともエネルギーが強いため、目の角膜や水晶体を通過し、エネルギーが強いまま網膜まで達します。

昼間の太陽光に含まれるほか、パソコンやテレビ、ゲーム等のディスプレイから多く発せられ、ブルーライトを目に浴びると、その性質から、目が絶えずピントを合わせようと頑張ることで、目の疲れなどを引き起こすとされています。

更に問題なのは、網膜の神経節細胞がブルーライトを感知すると、概日リズムに影響を与え、体内時計の働きを乱して、不眠症状や睡眠の質に影響を及ぼすなどの可能性も指摘されています。

こういった目の疲れや睡眠の質の低下といったブルーライトによる影響は、大人だけでなく、成長期の子どもにとっても大問題なのは同じです。

以前に、VDT作業に従事する大人を対象としたブルーライトをカットしてくれるパソコン専用メガネについて紹介しましたが、「子どもにも使わせたい」といった意見がメガネメーカーに多く寄せられたことから、子ども用パソコン専用メガネが新らたに発売されることになったそうです。
軽いフレーム素材を採用したり、耳にあたるモダン部分には柔らかいソフトラバーを使用、子供の顔の形に合わせて微調整が可能なノーズパッドを採用するなど、子どもが長時間掛けていてもストレスの少ない工夫が多数されています。

東京・杉並区のある小学校では、高学年の授業にパソコン専用メガネが導入されているそうで、今後、家庭だけでなく学校でも、ブルーライトから子供の目を守るためにパソコン専用メガネが必要となるのかもしれません。



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子供の結膜炎

子供の目の病気で最も多いのが「結膜炎」です。
目とまぶたの裏にある結膜に、ウィルスや細菌が感染して炎症を起こすことを結膜炎と言います。

結膜炎はその原因から、アレルギー性結膜炎と、ウィルスや細菌感染による結膜炎の2つに分けられますが、多いのはアレルギー性のものではなく細菌による結膜炎だそうです。
子供では、インフルエンザ菌や肺炎球菌などが原因で起こる場合が多いようです。

細菌を原因とするものでは、「黄色の目やに」「まぶたが腫れる」「まぶたの裏側にブツブツができる」「目がゴロゴロする」「まぶしい」などが主な症状です。
アレルギーが原因の場合、「結膜の充血」「目やにが出る」「まぶたが腫れる」「目の痒み」「涙目」などが主な症状です。しばしば鼻アレルギーを併発しますが、目の疲れ、乾燥感などの症状が現れることもよくあります。
子供の目を見て、なんだか様子がおかしい、と思ったら、すぐに眼科を受診しましょう。

流行性結膜炎は、「はやり目」とも呼ばれることもあります。これは、非常に感染力が強い病気く、同じタオルを使用しただけでも結膜炎がうつるほどですし、子供から親へも感染することあります。
流行性結膜炎と診断された場合は、幼稚園や学校など子供が多く感染が広がる可能性が高い場所には休ませるようにしましょう。

赤ちゃんが結膜炎になると、どうしても自分の目をこすってしまうことで、重症の結膜炎になりやすいので注意が必要です。

結膜炎にかかって、目やにを拭いたティッシュペーパーなどからも感染してしまいますので、日頃使用するタオルや枕カバーなどは洗濯の時に漂白剤などでしっかりと消毒して感染しないように予防しましょう。



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目と歯の噛み合わせの関係

歯の噛み合わせは、実にデリケートです。虫歯の治療で、金属を被せたときに高さの調整が、ほんの僅かに合わないだけでも、すごく違和感を感じるものです。
その違和感をそのままにしておくと、噛み合わせが悪くなって、歯やあごの骨・筋肉、顎関節に歪んだ力がかかって、様々な悪影響が出てきます。
この噛み合わせによる悪影響は、口の周りだけにとどまらず、時には目にまで及んでしまうことがあるのです。

実は、目と口には、密接な関係にあるのです。
あごを動かして噛んだ際の刺激が、骨髄を通って、口元から目へ、そして頭部へと分散していくのです。歪んだ状態で噛んだ場合、刺激の通り道にある目には、余計な刺激を受けることになったり、逆に必要な刺激を受けられなかったりするのです。
ですから、目を酷使した心当たりがないのに、目が疲れたり、目が充血しやすい、頭痛持ち、という人は噛み合わせがおかしくないかどうか、歯科で噛み合せのチェックしてもらうことも考えてみて下さい。

実際、噛み合わせを矯正したことで、疲れ目が楽になったと言う話はよく耳にします。
噛み合わせが悪いことに自覚のある方は、できれば歯科に相談して、何らかの悪影響が出る前に、正しい噛み合わせになるよう治療しておいたほうが賢明だと思われます。


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子供の逆さまつ毛

赤ちゃんは、上下のまぶたの脂肪が多いため、「逆さまつ毛」になりやすいと言われています。
赤ちゃんのときは、まだ、まつ毛は柔らかいため、目の表面に接触していても、あまり炎症や傷を起こしにくいとされています。しかし、これが3~4歳になると、脂肪もとれて、まつ毛が硬くなってくると、角膜などに傷をつけたことにより細菌の感染を起こしやすくなることによります。これが進行すると、角膜の傷が慢性化し、角膜乱視を進行させ、視力低下を招くこともありますから注意が必要です。5歳くらいになっても逆さまつ毛の場合は、治療をするかどうかを眼科医と相談することが大切です。

上か下のまつ毛が目に触れていれば、「逆さまつ毛」だと分りやすいのですが、「涙がよく出やすい」とか「目やにが出やすい」「目が充血しやすい」と言った場合でも、逆さまつ毛の可能性もあります。
赤ちゃんの逆さまつ毛は、程度が軽ければ成長につれて自然によくなることが多いのですが、小学校に入るころになっても、そういった症状が続く場合は、思わぬ疾患や視力低下を招くこともありますので、眼科医と相談することをお勧めします。


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目に優しい色

昔から、よく「目が疲れたら遠くの山を見ろ」と言われるように、青々と茂った葉っぱの緑色は、何となく目に優しい色というイメージがあります。昔の人は、樹木の緑が、目の疲れに役立つことを経験的に理解していたのかも知れませんが、実は、色によって筋肉が緊張したり、緩んだりだりすることは、科学的にも実証されています。

光の加減や色彩の変化による体の筋肉の緊張・弛緩現象を脳波や汗の分泌量から客観的に示したものを「ライト・トーナス値」と言います。いろいろな色や光の刺激を与えて、血圧、自律神経の緊張度、呼吸、脈拍、筋肉活動、まばたき、脳波などを測定して、筋肉組織の緊張度を数値化するのです。

このライト・トーナス値は、数値が高くなればなるほど、緊張が高まりを示すのですが、「青」、「緑」といった色は、筋肉はリラックスした状態であることが分りました。青を空や海、緑は草木や樹木の色と考えれば、自然界の色こそが心身のリラックスに役立つと考えられる訳です。

逆に、一番筋肉が緊張する色は、「赤」です。筋肉が緊張すると脈拍、血圧が上昇します。ある実験では、天井も壁も真っ赤な部屋では、目をつぶり、視界に色が入っていないにも関わらず、熟睡しづらいという結果が出ています。和室が、心や身体が落ち着いてリラックスしやすいのは、日本人だからではなく、心が落ち着かせる色使いにあるのかもしれません。

もし、子供部屋をコーディネートするなら、部屋の中で大きな面積を占めるカーテンやブラインドなどをリラックス効果のある「青」や「緑」にすることで、目が疲れにくく、集中力が持続しやすい環境を作れるかもしれません。




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ブルーライトを大幅にカットする子供用のメガネ

近年、子どもたちのゲームやパソコンなどの使用時間は増加傾向にあり、これら液晶ディスプレイから発せられているブルーライトが目に与える影響が心配されています。

ブルーライトとは、文字通り液晶画面などから発する「青い光」ことです。ブルーライトは、光の三原色として知られる赤・緑・青の 3 つ の色の中でも、波長が最も短く、エネルギーが強いため、ほかの色の光よりも目に対する負担が大きく、長い時間見ると網膜に炎症が起きるなどのおそれがあるということです。

さらには、網膜の神経節細胞がブルーライトを感知すると、およそ24時間周期で繰り返されるリズムに影響を与え、体内時計の働きを乱し、不眠症状や睡眠の質に影響を及ぼすなどの可能性もあるそうです。

こうしたブルーライトから、目を保護する子ども向けの度なしのメガネが、大手メガネメーカーから発売されています。
そこで、ブルーライトの領域にあたる光を選別して約 50%カットして目を守ってくれます。レンズの色は薄いブラウンなので、見たものの自然な色を損なうことなく、目への負担を軽減します。

急激にデジタルディスプレイへの接触機会が増加している現代っ子たちの目を保護する、ブルーライトをカットするメガネを準備することも検討してはいかがでしょうか。



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利き目の調べてみる

人間には「利き手」や「利き足」があるように「利き目」や「利き耳」と呼ばれる無意識に使う側の器官が幾つかあります。

日常生活においては、利き目が問題となることは殆んどありませんが、スポーツになると自分のどちらの目が「利き目」なのか、知らないとハンデになることも少なくありません。

例えば、野球は、投手側の目が利き目(右バッターなら左目が利き目)である方が正確にボールを捉えやすく有利とされているそうです。
サッカーのようなスペースを使った競技では、利き目に合ったポジションがあるそうです。また、スキーのターンにも利き目が影響することが分っています。
ダーツやアーチェリー、ビリヤードといった的に狙いをつける競技になると、利き目と利き腕が異なると、かなりのハンデになるそうです。もちろんフォームを工夫するなどして克服しているアスリートもたくさんいますが、それは自分の利き目がどちらかなのかを知っているからこそ自分の利き目に合わせたフォームの改善ができたわけです。

利き手や利き足なら、いちいち調べなくても分りますが、利き目となると調べなくては、判別できない人が殆んどでしょう。
自分の利き目の簡単な判別法としては、人差し指を立てたら、真っすぐ腕を伸ばして顔の正面に置ききます。片目をつむって左右交互に人差し指を見ます。その際、両目で見たときと同じ位置に見えた目が利き目で、ずれて見えた目が利きでない方の目です。

つまり、利き目でモノを捉えて、利き目でない方の目で、周辺を補うのが、それぞれの目の役割のようです。そのそのため一般的に利き目の方が神経の感受性が高いとされています。

子供にスポーツをやらせるのなら、どちらの目が利き目なのかチェックしておくことをお勧めします。


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机を整理整頓して目の疲れを軽減する

子供が自主的に勉強を始めたら、できるだけ邪魔をしないように、そっと見守りたいところですが、目に悪い姿勢になっているときは、その場で注意を促すことが大切です。
教科書に顔を近づけ過ぎていないか、肩肘を付けていないか、猫背になっていないか、など気が付いたときに注意しなければ、癖になって直しづらくなってしまいます。
悪い姿勢が癖になって視力が低下しては、いくら学力が向上しても失うものが大き過ぎます。

正しい姿勢は、勉強机のスペースをしっかり確保することが大切です。つまり、机の上をしっかり整理整頓させることから始めます。

子供はお気に入りのものを自分の周りに置きたがるので、いくら勉強机を使用していても、机の上に勉強に必要のないもので埋め尽くされて、狭いスペースしか確保できなければ、窮屈な姿勢が全身に疲労感を及ぼします。

最近では、子供でもパソコンを与えられていることも少なくなく、狭いスペースしかなければ、キーボード、マウス操作のときに腕や肩などに余計な負担をかけることになります。

とりわけ微妙な動きが必要なマウス操作を腕が浮いた状態で行うと、腕から肩、首にかけて筋肉が緊張、こわばってしまい、肩こりや血行不良からくる眼精疲労の大きな要因となります。

子供の目の健康を守るうえで最も大切なことは、子供の目に負担がかかっていることに、気が付いた時に、すぐ直してやることなのです。


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子供の視力検査

大人と同じようなランドルト環を使った視力検査ができるのは、早くても3才ごろからです。それよりも小さな時期はイラストを使ったカードなどで検査します。

子供は目の異常を自ら訴えることは稀です。子供の目を守るのは親しかいません。ですから、3歳児健診での視力検査は、必ず受けるようにしましょう。 もし、少しでも異常を疑われたら、「そのうち良くなる。」「もう少し様子を見てから・・・」などと逡巡することなく、すぐに眼科専門医の診察を受けましょう。


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子供のメガネ

視力が0.7以下ですと、小学校の教室の後ろの席からでは、黒板の小さな字や薄い字が見えませんし、0.3以下ですと一番前の席でも見えません。
無理に見ようとして疲れたりで、見ることを諦めたり、授業についていけなかったりすると、子供でも、ストレスが溜まっていきますので、そうなると、勉強嫌いになったり、学校に登校するのも嫌がったりすることあります。
また、ストレス自体が、目から入ってきた情報を脳で処理できなくなり、視力低下となって現れることもあります。

視力を低下させないことにこしたことはないのですが、何らかの理由で視力が低下した場合、適切なメガネで矯正する必要があります。
しかし、メガネの度が強すぎる(過矯正)と、子どもでは根気がなくなったり近視が進みやすくなるので、適切なメガネをかけるようにしましょう。
また、コンタクトレンズは、子供が一人で取り外しやメンテナンスができるようになるまでは、無理に使って角膜を傷つけることにもなりかねいのでお勧めできません。

ただし、常時メガネを使用するのではなく、授業中など必要なときだけメガネを使用し、外で遊んだり家で勉強するときなどは、メガネを使用しなように指導しましょう。






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左右の目の大きさ

生まれたときから、子供の左右の目の大きさが違うように見えることがあります。
まぶたや眼球そのものの病気の可能性もありますが、目そのものの大きさが違うのではなく、「まぶたの開き具合」に左右で差があって、大きさが違うように見えることが多いそうです。

まぶたを上げる筋肉である眼瞼挙筋が、生まれつき弱い「先天性眼瞼下垂(がんけんかすい)」である場合、進行する病気ではないのですが、弱視や斜視などを合併していることが多く、適切な時期に治療を受けないと視力が発育しないこともありますので、視力が正常に発達しているか眼科で診察を受けることをお勧めします。

一般に3歳頃にならなければ、普通の視力検査はできませんが、弱視になっているかどうかは、0~2歳までの子供でも十分判別できるそうです。






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乳児の涙目

涙を出す涙腺は、目じりの側のまぶたの上にあります。涙腺で作られた涙は、目の表面を潤し、目頭にある涙嚢に入り、鼻涙管を通って鼻に抜けて出ます。

ところが、赤ちゃんによっては、鼻涙管から鼻腔に通じる部分に膜が残ってしまっていることがあります。これは、先天性鼻涙管閉塞症と言って、先天的に鼻涙管の鼻側が詰まっており、生後3ケ月位から涙の分泌が多くなるために起こってきます。

自然に詰まりが解消することもありますが、自然に治らないようなら生後6ヶ月迄に、涙道ブジーをすると90%位がよくなりますので、早めに受診して下さい。外来で簡単にできる治療です。

目やにが出ているときは、お湯に浸した清潔なガーゼなどで小まめにふき取ります。こうしたケアで収まれば心配いりませんが、目がはれたり、赤くなったり、目頭を押すとうみが出てくるようなら、眼科を受診しましょう。





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ものもらい(麦粒腫(ばくりゅうしゅ))

「ものもらい」は、医学的には「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」と呼ばれ、まぶたのふちや内側に黄色ブドウ球菌などの細菌が感染して起こるります。

初めはまぶたに局所的な赤みが出現し、軽度の痛みや痒みを伴うこともあります。炎症が広がると白眼も赤くなったり、腫れや痛みも強くなります。化膿が進むと、腫れた部分が自然に破れて膿が出ることがありますが、膿が出てしまえば、症状は回復に向かいます。

対処が遅れると細菌が増殖を繰りかえし、痛みを伴う化膿性炎症などを引き起こしかねませんので、プールや海水浴の季節には、特に注意したい目の疾患のひとつです。

失明などの重篤な症状につながることは、ほとんどありませんが、膿を無理に押し出そうとしたり、強くこすったりすると炎症が広がるので気をつけましょう。



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いつでも視力検査ができるアプリ

子供の視力低下のスピードは、大人の3倍以上で進行すると言われています。ですから、年1回しか行われない小学校の検査では、気が付いたときには視力低下が、かなり進行している、といったことも少なくありません。

ですから、親御さんからすると、定期的に子供の視力の状態をチェックしたいところですが、そう何度も眼科にばかり行ってられないのが普通ですね。

そんな時に、スマートフォンで手軽に視力検査ができるアプリが便利です。
しかも、ほんの数秒で、視力を検査することができます。

操作は非常に簡単で、タッチ式と音声式がありますが、タッチ式の方が直感的にできるのでおススメです。

検査の方法は、iPhoneを顔から50㎝離して、顔の正面に向けるように両手で持ちます。

画面に「C」マークが出てきたら、画面をタップして、環の切れ目側にドラッグするだけです。
これだけで、視力が測定してくれます。これなら、子供でも楽しみながら視力を検査できるので、定期的にチェックできるのではないでしょうか。


ダウンロードはこちら




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子供の目に異物が入ったとき


子供が遊んでいて、急に片方の目をつぶったり、涙がぽろぽろ流しているときは、外なら目に砂や草花などが入った可能性が考えられますが、異物が何なのか勝手に判断せず、水道などの大量の水で洗い流して下さい。そして必ず眼科を受診してください。


特に目に入ったのが、生石灰やセメント、洗剤などアルカリ性の場合は、十分に洗い出さなければ、どんどん眼の中に侵入してくるので状態が悪化してしまいます。



そして、絶対に「目をこすらせない」で下さい。目をこすると、眼球の表面は軟らかく傷つきやすいの注意が必要です。



受診の際は、目に入った異物が何なのかが分かるように情報があれば必ず持参して下さい。例えば、薬品類なら、その入れ物(ビン・箱)や説明書などです。




異物応急処置

  • 酸性、アルカリ性の洗剤
  • 熱湯、熱い油
  • 石灰(運動場のラインに使われる粉)
  • 農薬など
絶対に目をこすらず、流水で5分以上洗眼してから病院へ。そのとき、入っていた容器や成分表記が記載されているものを持っていき医師に説明するといいでしょう。

  • 鉄粉などの物質
  • 異物が突き刺さっている
素人で処置するのは危険です。
目を閉じ、清潔な布で覆って病院へきましょう。





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蒸しタオルで疲れ目解消


子供は、何かを発見したり、理解したときに夢中になることがありますが、勉強の解法を見つけたときも例外ではないはずです。
勉強に熱中している子供に、水をさす言葉はかけにくいものですが、あまり熱中しすぎて、視力が低下するのことも心配しなくてはなりません。

そんな時、蒸しタオルを準備しておくと良いでしょう。これなら、ほんの数分の休憩で済みますから、勉強の邪魔にならずに目の疲れをとることができます。

小さめのタオルを用意して、水で濡らして、軽く絞ってから、電子レンジで1分ほど温めば、蒸しタオルができます。蒸しタオルが完成したら、タオルで目を覆うように、約6~10分ほど軽く載せます。目の周辺を暖まると、毛細血管が開いて血行をよくなります。目の血行がよくなると、水晶体の厚さを調節している毛様体筋の血流が活発になり、遠くにピントが合わせやすくなります。

但し、目が充血していたり炎症がある場合は、目を暖めると逆効果です。この場合は、冷たいタオルを当てるようにして下さい。

蒸しタオルを作っている時間がない方は、使い捨てタイプのホットアイマスクも市販されていますので、常備しておくと良いのではないでしょうか。

子供が、勉強、ゲーム、読書、いつもより眼を使ってるなぁと思ったら、蒸しタオルを試してみて下さい、


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子供の目薬のさし方

子供に目薬をしようと思っても嫌がってできない。そんな経験をしたことがある方も多いことでしょう。

無理やり押さえつけて点眼しても、子供が恐怖心を覚えるだけですので、子供をなるべくけリラックスさせて、変に緊張させないことがポイントです。

まず、子供の顔を上に向けて、指で下まぶたを引っ張り、その部分に目薬を一滴落とします。1回の点眼で1滴で十分だそうです。
目薬を 点眼する際は、目薬の容器の先を皮膚やまつげにつけないように注意しましょう。容器の先を目に近づけすぎると、容器に涙や細菌などが付着したり、逆流して、目薬の汚染につながります。

目薬を落としたら、まばたきをしないで、1分ほど目を閉じたままにさせます。 目薬をさした後に目をパチパチさせると、せっかくの目薬が流れ出てしまうそうです。

どうしても子供が嫌がる場合、目をつぶらせたまま、目頭に一滴落とすだけでも良いそうです。そのあと、何度かまばたきをすると、自然に目薬が入っていくそうです。
もちろん、目の周りは、きれいな布かティッシュで汚れをふき取っておく必要があります。それと 手も石鹸等できれいに洗っておきましょう。



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子供の斜視


斜視とは、物を見ようとするときに、片目は正面を向いていても、反対側の目が違う方向を向いてしまっている状態のことです。
片目が正常な位置にあるときに、反対側の目が内側に向いるのがを内斜視、外側を向いていたら外斜視、上側なら上斜視、下側なら下斜視と言います。

生まれたばかりの赤ちゃんは、目を動かす筋肉や視力が未発達であるために、目の位置が安定していなくても異常ではなく、生後2~3ヶ月くらいから、母親を見つめたり、物を目で追ったりすることで、目の位置も少しずつ安定してきます。

斜視の原因としては、目を動かす筋肉や神経の異常によるものや、遠視によるもの、目の病気によるもの、脳の病気によるもの、全身の病気に伴うものなどがありますが、殆んどは目を動かす筋肉や神経の異常によるものか、遠視によるものです。

弱視とは眼鏡をかけても視力が上がらない状態のことを言いますが、子供が弱視になってしまう原因のひとつに斜視があります。斜視があると、ものが二つに見えたり、ずれた側の目で見る像がぼやけるなどの理由から、子供は無意識のうちにその目を使わなくなって視力の発達が妨げられてしまうからです。

奢侈の治療は、種類や年齢に応じて異なりますが、大切なことは、両目の視力を良くすることです。
斜視のままでは、正常ではない方の目が弱視になってしまうこともあるので、これを改善してあげることが斜視治療の第一歩になります。

そして、目の位置をまっすぐにしてあげることです。
眼鏡を使用するだけで、まっすぐになることもあるそうですが、場合によっては手術を必要とするケースもあります。
斜視の種類によって、手術が必要かどうか、何歳のときにどのような手術を行うかなどが異なりますので、早めに眼科へ相談しましょう。

また、両方の目で物を見る力を獲得すること治療の大切な目的です。両方の目で見たものを、脳で一つの像にまとめる機能を両眼視と言いますが、この両眼視機能が発達しないと見た物が立体感をおびたものにならないのです。
斜視の種類によっては、早期からきちんと治療を行っていても両眼視の獲得が難しいことがあります。

子供は環境に影響されやすいため、見えない世界にすぐ順応できてしまい、見えないという症状を自分から訴えることは稀です。ご両親が普段の子供のしぐさを注視して、何か気になる症状があれば、必ず眼科を受診するようにして下さい。


14日間視力回復プログラム!ジニアスeye
ニンテンドーDS「目で右脳を鍛える」で有名な川村博士が開発した視力回復プログラムです。

近視度数の測り方


近視の度数というのはピントのズレの大きさのことです。単位は「Diopter(ディオプター)」で、Dと簡略化して表します。
Dは、ピントのズレが大きくなるほどマイナス方向で数字が大きくなり、近視が強くなっていることを表します。

測り方は、まず手に持てる「文字が書かれた」マッチ箱や小さなビンを用意したら、次の手順で行います。
①マッチ箱等を手に持って、書かれた文字がピントが合うまで目に近づけます。
②反対の目は閉じて、マッチ箱等を徐々に遠ざけます。
③書かれた文字のピントが合わなくなった距離を測ります。
④③で測った距離を「遠点」と言いますが、「100/遠点」の式で計算したのが近視度数です。

もし、遠点が100cmなら、「100/100=-1D」となり、遠点が50㎝なら「100/50=-2D」となります。
「-1D」なら、日常の生活に支障はありません。「-2D」なら、軽い近視、「-3D」になると、強い近視になります。


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目の疲れに効果があるまばたき回復法

まばたきは、目の表面を涙の膜でいつも濡らしてくれて、細菌やホコリから目を守る非常に大切な役割を果たしています。

まばたきは、一日に一万回以上しているとされていますが、目が緊張している時は、まばたきの回数が少なくなるそうです。

まばたきの回数が減ると、まぶたの運動不足になったり、次第に眼の筋肉が運動不足が原因となって、眼が疲れるようになります。
ですから、意識的にまばたきの回数を増やすことで、眼の疲れの予防策としてや視力を回復させる効果が期待できます。

現代は、ゲームにテレビ、携帯電話とデジタル機器が溢れています。これは、子供であっても同じです。勉強ですらニンテンドーDSなどを使って楽しみながら、効率的に行っているケースも少なくありません。

こういった機器は、どうしても画面を凝視するため、まばたきの回数が極端に減少することが分っています。このまばたきの減少が目の負担を大きくしています。

ですから、子供たちが、パソコンやテレビゲームなどを長時間使う時は、意識的にまばたきの回数を増やす習慣をつけさせましょう。まばたきは、普段は無意識にやっているので、意識して回数を増やすことが大切です。

効果的な「まばたき」のやり方は、まず普通のまばたきを続けて10数回行ったら、5秒間ほど目を閉じて休みます。これを5回ほど繰り返します。次に、3秒ほど瞼をきつく閉じ、今度は、3秒ほど瞼を思いっきり開きます。これを5回ほど繰り返します。

ポイントは、「目が疲れたなぁ」と思ったときに、すぐ実践することです。




14日間視力回復プログラム!ジニアスeye
ニンテンドーDS「目で右脳を鍛える」で有名な川村博士が開発した視力回復プログラムです。

目に優しい照明


パソコンでの作業による目に疲れを訴える人が増大していますが、各家電メーカーでは、目に優しい照明なるものをいろいろ工夫を凝らして開発しています。
子供に勉強を促すのなら、少しでも「目に優しい」もの環境で勉強させたいものです。

この目に優しいデスクスタンドの選ぶなら、次のポイントをチェックしてみて下さい。

・光のちらつき
一般の蛍光灯や白熱灯は、交流電源の影響で光のチラツキが生じますが、電源を安定した直流点灯方式にすることで、チラツキを小さいものも発売されています。
目の疲労の大きな原因となっているは、「光のちらつき」ですから、購入の際は、電源の方式を必ずチェックしましょう。

・写り込み
ディスプレイへの映り込みは、目の疲れに大きく影響します。メーカーによっては、電球を偏光フィルターで覆うことで、映り込みを減らす工夫がなされたものもあります。

・調光機能
室内の照明など環境光と手元の照明に差があり過ぎると、目にとても負担がかかってしまいます。周囲の明るさと連動させるための、細かい調光機能が備わっているものを選びましょう。

・可動性
使用時に、デスク上での明るさのバランスを調節するため、デスクスタンドのアームの可動性を判断ポイントに加えるのも良いかもしれません。


こういった商品は、これからの市場なので、価格の方は普通のデスクスタンドと比べてまだ高めですが、目の負担が少しでも軽減できるなら、購入を検討してみるの良いかもしれません。


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子供でもできる疲れ目対策パーミング


パームとは、手のひらのことです。
手のひらで目を覆うだけの、シンプルな目のリラックス法なので、子供でも簡単にできると思います。

やり方は、まず左右の手のひらを合わて、擦って摩擦をさせます。手のひらが、温かくなったら、手のひらの中心を少しくぼませにして、手のひらで目を覆います。
時間は、だいたい3分くらいですが、注意したいのは、目を覆ったときの力の加減です。
子供の場合、どうしても手のひらを目に押し付けるように力を入れてしまいがちになります。目を押すと、眼圧が上がる危険がありますので、軽く触れる程度の力具合を教えましょう。

手のひらの温かみで、目の周りの血行がよくなりますし、手のひらで目を覆うことで、外部からの光が目に届かないようになるので、目が休まりリラックスするのです。

テレビやゲームなど、一定の時間で目を使った後で、パーミングをする習慣をつけることで、疲れ目の予防になります。


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簡単な視力回復トレーニング「遠近法」


この遠近法は、昔から行われている一番オーソドックスな視力回復のためのトレーニングと言えるでしょう。
これは遠くものと近くのものを、交互に見くらべるだけの簡単なトレーニングです。

そもそも、視力の低下の大きな原因は、レンズにあたる水晶体のピントを調節している毛様体筋が緊張によって硬くなっているからです。近くばかりを見ていると、毛様体筋は緊張し続けるので固まってしまい、遠くを見ようとしてもスムーズに伸びなくなってしまうので、ピントが合わないのです。
そこで遠くと近くに視点を交互に移動させることによって、凝り固まっている毛様体筋をほぐして、水晶体の調整機能を戻してやるのです。

遠近法のやり方は、あらかじめ決めた近くの指標と遠くの指標を数秒ごとに交互に見るだけです。
近くと遠くを交互に見ることで、水晶体の厚さを調整している毛様体筋を緊張させたり、緩めたりして、毛様体筋をほぐします。

近くの指標は、自分の指で良いでしょう。遠くの指標は、窓から木や建物見えれば良いですが、窓から何も指標になるものがなければ、部屋の隅に小物を置いて指標にしても良いでしょう。
ポイントは、近くのものも遠くのものも「明確に何かを見ることを意識する」ことです。漠然と眺めているだけでは効果はありません。
例えば、近くなら指の指紋の模様を、遠くならビルの看板や窓をハッキリ見るわけです。

これを5分ほど繰り返すだけのトレーニングです。時間もお金もかからない視力回復トレーニングです。





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子供がテレビゲームに熱中していたら


お子さんが、テレビゲームを始めるやいなや、前のめりの姿勢になって、熱中しているところを見て、思わず注意された経験のある親御さんも多いかと思います。
これでは、視力が低下して当たり前ですね。

とは言え、テレビゲームにも良い部分もあるはずです。ゲームによっては動体視力が鍛えられますし、自分で解決する能力や考える力を養えます。それに子供たちのゲームの情報交換は大切なコミュニケーションの機会になっているはずです。

ですから、テレビゲームのすべてを否定するのではなく、ゲームのやり方にルールをつくって、ゲームをやらせてみてはいかがでしょうか。


まず、時間についての約束を決めましょう。
そもそも近視と言うのは、近くモノばかり長時間続けて見ていることで、水晶体の厚みを調整している筋肉が緊張していまい、遠くを見ようとしたときに、うまく水晶体の厚みを調整できなくなるのが始まりなのです。ですから、長時間連続してゲームをしないように、30~40分で必ず目を休憩時間をとるように決めましょう。

そして、ただゲームを中断したり、終わらせるだけではなく、しっかりと目のケアをするようにしましょう。

まず、窓辺に行って遠くのモノを指標にして見るようにします。近くのものを見るから調整筋が緊張するわけですから、遠くのモノを見て調整筋を弛緩させてやります。

また、目をリラックスさせるために、目を温めると良いでしょう。蒸しタオルなどを目を覆うようにのせてやると、目の周りの血行が良くなり、タオルで光が遮断されるので、目がとてもリラックスします。
蒸しタオルをつくるのが面倒な場合、市販のホットマスクやパーミング(両方の手のひらをこするように温め、手のひらで両目を覆う方法)などでもよいでしょう。

またテレビゲームは、どうしても画面を凝視するため、まばたきの回数が極端に減少することが分っています。まばたきは、眼の周囲のリンパ液の循環も良くし、涙が涙腺から分泌され目に入った異物を流してくれ効果があり、目の健康を守るうえで、非常に大切な動作なので、ゲーム中やゲーム後は、意識的にまばたきの回数を増やすようにしましょう。


次に姿勢です。
子供は、どうしてもゲームに熱中すると前のめりになりがちです。前のめりの姿勢は、当然テレビ画面と目との距離は近くなるので目の負担は大きくなります。それに、前のめりになれば、頭の重みが首にかかるため、血液の循環が悪くり、首や肩、そして腰の筋肉に大きな負担をかけることになります。

目だけでなく全身の負担が少なくなるように、背筋を伸ばした姿勢でゲームをさせる習慣をつけさせて下さい。できれば、テレビ画面を見下げるような姿勢が良いです。画面を見上げより見下げたほうが、目の乾きが少ないからです。
ですから、テレビの前に座ってゲームをさせるのではなく、椅子(できれば背もたれのある椅子)に座ってやらせるようにしてはいかがでしょうか。


そして、画面との距離も大切です。
画面との距離が近ければ、それだけ水晶体を調整する筋肉が緊張を強いるので、避けなくはならないのは言うまでもありません。
一般的に「テレビ画面の高さの3倍が適切」とされています。また、あまり近くで画面を見ると、上下左右に大きく動かすような演出のあるゲームですと、乗り物酔いのような「動画酔い」を起すケースがありますので注意して下さい。
最近では、一家に複数のテレビが当たり前になっていますが、テレビゲーム専用に小さなテレビを与えたりせず、できるだけ大きな画面サイズで、テレビ画面から離れた距離をとって遊ばせた方が良いでしょう。


以上、視力低下を防止することを目的とした場合のテレビゲームをするルールを考えてみました。
ルールを守ったらご褒美を与えたり、逆に守れなかった場合は、ペナルティを課すのも良いでしょう。
子供だって、ルールなどの制約ができれば、いろいろ工夫したり考えるようになるものです。ゲームをやりながらルールを守る大切さを身につけていくはずです。



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子供の弱視について


近視と弱視は、どちらも視力が出ないことでは同じようですが、ちょっと違います。
近視の場合、メガネやコンタクトレンズで矯正できますが、弱視の場合、殆んど矯正の効果はありません。

近視というのは、遠くを見ても、水晶体の厚みを調整できなかったり、眼軸が長いために、網膜の手前で焦点が合ってしまう屈折異常によるものなので、メガネなどで屈折率を調整してあげれば、網膜で焦点を合わせることができます。

これに対し、弱視は、眼から脳へ映像を伝える伝達回路が正常に発達していないため、網膜にピントがあっても鮮明な映像を認識できないのです。

子供が、遠視や乱視などでぼやけた映像しか見られかったり、斜視や不同視などで、片眼しか使わない時期があると、視神経から視中枢が正常な刺激を受けられず脳が正常に発達することができません。
ですから、いくらメガネなどで矯正して網膜にピントの合った映像を写しても、脳でその映像を感知する機能が育っていないので、脳はぼやけた映像しか認識できないのです。
つまり弱視とは、視力未発達の状態なのです。

注意したいのは、「発達しなかった能力は、そのまま失われる」と言うことです。後からトレーニングをしても取り戻すことができないのです。

弱視は発見が早い方が良いとされ、目の成長が止まってしまった後では弱視の治療も効果が殆んどなくなってしまいます。
個人差はありますが、7歳くらいまでに発見できれば、視能訓練、手術などで回復することも多いそうです。

弱視治療は、すぐに効果が出ませんが、周りの大人たちも含め、根気強く、そして諦めずに治療を継続する事が大切です。



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コンタクトレンズの弊害

最近では、コンタクトレンズというと、ファッション性の面で優れたアイテムとして、ファッション感覚で使用する人も少なくありません。
ある調査によると、コンタクトレンズを使用している人は、日本国内で1500万人とも1600万人とも言われています。
その反面で、インターネットなどで簡単に入手できてしまうことや、自身で容易に装着できるために、コンタクト人口の増加とともにトラブルの報告も増えています。

コンタクトレンズによる眼障害は年間150万件とも言われているので、コンタクト人口の約1割が何らかのトラブルをかかえていることになります。


手軽だと思われているコンタクトレンズですが、繰り返し誤った使用法をしていると、最悪の場合、失明する可能性がる危険があるほど、非常にデリケートでリスクの高いものなのです。

コンタクトレンズの主なトラブルの原因として、

・寝ている間も装着している

・1日8時間以上装用している

・使い捨てなのに期限を過ぎても使い続けている

・きちんと手入れをしていない

・壊れたり、傷がついているのに使い続けている

・定期的に医師の診察を受けていない

こういった使い方は、目の中を不潔な状態にしていることに他なりません。
そもそも、角膜は非常に免疫力が弱く、外部からの細菌等への対抗力が弱いのです。つまり、寝ている間もコンタクトを装着しているということは、寝ている間中、細菌を増殖させていることになる訳です。
コンタクトを装用したまま不潔な状態でいると、眼に炎症を起こすのは当たり前なのです。
特にソフトレンズの場合、目に入れていても違和感が少ないことから、目に異変が発生していてもなかなか自覚しずらく、気付いたときには手遅れということもありますので注意が必要です。

コンタクトをしていて、黒目のまわりが充血したり、目に異物感を感じたり、物が見えにくいなどの症状は、結膜炎などの病気の可能性が疑われますが、この症状が続き、目の強い痛みで涙が止まらなくなってくると、早めに眼科へ行くことをお勧めします。こうなると、角膜に炎症が起きている可能性があり、そのまま放置しておくと、最悪の場合は失明してしまうこともあるのです。

コンタクトレンズは、手軽で身近な視力矯正の方法です。そして、きちんとした使用法と、正しいレンズケアをしていれば、多くのコンタクトレンズのトラブルは避けられるはずです。



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子供の勉強中の姿勢


最近、子どもの勉強をリビングでさせている家庭が増えているそうです。

一人で自分の部屋で勉強机に向かって勉強していても、分からない問題を一人では解決できなかったり、集中力が続かなかったり、決して効率が良いとは言えません。
一方、家族の声や物音が聞こえるリビングダイニングでは、むしろ安心感から集中力が高まりますし、分からない問題をその場ですぐに教えてもらうことができます。
それに、何と言っても親子でのコミュニケーションがしっかりとれるのプラスのポイントでしょう。

そこで、気をつけたいのは、勉強時の姿勢です。

悪い姿勢での勉強は、必要以上の目に負担をかけ、視力低下に直結します。
普通、リビングに勉強机があることはないので、たいていはテーブルを代用することになると思います。しかし、こういったリビングテーブルは、大人のサイズですから、子供の体形に適してるはずがありません。

そんな環境で勉強を続けると、たちまち視力低下を招いたり、肩こりや頭痛といった症状になって現れるでしょう。
子供の視力低下のスピードは大人の3倍以上と言われています。
子供の目の健康を守るためには、周りの大人が視力を悪化させる環境を改善してやらなければならないのです。

まず、子供の背中が丸くなって勉強をしていないか注意しましょう。猫背になっていると教科書やノートとの距離が近すぎるため、目に負担がかかります。
できれば、教科書等と30cm以上は離すようにして下さい。近くのものばかり長時間見ていると、水晶体を調整している毛様体筋が緊張しっぱなしになって、遠くを見ようとしてもピントが合わせられなくなってしまからです(つまり近視の始まり)。

特に注意が必要なのは、ダイニングテーブルで勉強する場合です。
ダイニングテーブルに子供が座ると、大概は上背が足りなくて、教科書やノートが高い位置、つまり子供の目と近くにある状態になります。こういった状態で勉強することは、目だけでなく全身に負担をかけます。
椅子に座ってみて、手をテーブルに置いたときに、肘の角度が「100°~110°」前後が疲れない高さと言われていますので、クッションなどで高さを調整して下さい。
子供用椅子のダイニングチェアがあれば、普通は高さを調整できますので必ず使用してください。

それと、椅子が高いので、子供の場合は足が宙に浮く感じになってしまいます。足裏が浮いた状態だと必要以上に腰に負担がかかってしまいます。足がかけられる椅子であれば問題ありませんが、そうでなければ木箱などで足場を置いてやるなどで調整して下さい。

もう一つ、明るさも大切です。
暗いところで勉強すれば、それだけ目の負担は増えます。電気スタンドを使うなら、利き手の反対側から照らして影ができないようにしましょう。

また、長時間続けて勉強することは、目の筋肉だけでなく全身の筋肉が負担がかかります。できれば、60分をワンセットに考えて、適度に休憩を入れましょう。その方が、かえって集中力も増すので効率的です。

明るいところで正しい姿勢で勉強することで子供の視力低下を防ぐことができるのです。



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子供は外で遊ぶと目が良くなる

近視になる子供の数が増えています。

放課後の塾通い、そしてテレビゲームにパソコンと子供の目を疲れさせる要素で溢れかえっています。
必然的に子供たちは、室内で過ごす時間が多くなります。つまり、屋外で遊ぶ機会が減っていることになります。
これは、ただでさえ勉強やゲームで近くのものばかり見ているのに、遠くのものを見る機会を失っていることなのです。これでは、視力が低下して当たり前です。

勉強やテレビ、そしてゲームといったものは、見る対象が近くにあるので、毛様体筋は緊張したままです。これを続けていると、いざ遠くを見ても、毛様体筋の緊張が解除できずに、ピントがぼやけます。
近くのものを見たら、今度は遠くのものを見る、とバランスよく目を使うのが、毛様体筋をスムーズに動かすポイントなのですが、室内にばかりいると、毛様体筋を弛緩させる機会がほとんど無いのです。

子供の近視の予防には、外で遊ばせると良いですね。
屋外で遊ぶと、自然と視野は広くなり、遠近を交互に見ることも多くなりますので、立体感や遠近感が発達します。動くものを見る機会も増えるため動体視力が養われますし、コントラスト感度も発達しやすいと言えるでしょう。

とは言え、現代の社会は、残念ながら子供たちを安心して遊ばせておける環境とは言い難いものあります。子供を危険な目に逢わすくらいなら、部屋でゲームで遊ばせておいたほうが安心、と思う親御さんもおられると思います。

そんな場合、大人が指導してくれる野球やサッカーのような団体スポーツに参加させてはいかがでしょうか。
こういったスポーツは、広いフィールドを使いますので、遠くを見なければなりませんし、動くボールを目で追う必要があるので、動体視力も鍛えられます。それに遠くと近くを交互に見るので、立体感や遠近感が発達します。
おまけにコミュニケーション能力も身につきますし、努力や工夫、忍耐なども学ぶことでしょう。

子供の可能性は無限です。視力の低下は、こういった可能性を妨げる要素になりかねません。そうならないためには、周りの大人が子供の目が疲れないような環境を積極的につくることが大切だと思います。






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子供の視力低下のサイン


子供の視力低下の予防には、周りの大人たちの協力は不可欠です。
子供は、視力が低下していても痛みがあるわけではないので、子ども自身が視力低下に気付かないことがほとんどなので、周りの大人たちが子供の視力低下にいち早くく気付いてあげる事が大切です。

子供の視力低下のスピードは、大人の3倍以上と言われています。
しかし、一時的に遠くにピントが合わせられない仮性近視の状態なら、回復の見込みは十分あります。ただ、仮性近視だからと言って、そのまま放っておくと、そのまま進行して真性近視になってしまいます。こうなっては、視力回復は難しくなってしまいます。
ですから、周りの大人が、子供の視力低下に気付くのが、早めれば、早いほど視力回復の効果にも期待ができるのです。

次のような子供の仕草は、視力が低下している代表的なサインです。

・テレビの近くに寄って見るようになる。
・テレビやモノを見るときに目を細める。
・モノを見るとき、あごを上に向けたり、下方にひいている。
・本を読んでも、根気がなく集中力がない。

子供たちのこういった仕草は、ピントが合っていないことが考えられます。
また、子供の場合、勉強を嫌がるのがサインという場合も考えられます。子供にとって、黒板や教科書の文字が見えづらいのはストレスに感じることも少なくなく、勉強の時間が不快になっているのかも知れません。

周りの大人たちは、子供たちの日常生活の中から、こういったサインを見逃さずに、早期の対策をとることが子供の視力回復のキーになるのです。




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視力回復に効果!ルテインが豊富な食材


青汁と言えば、インパクトのある苦味がウリの飲物ですが、この青汁の多くは「ケール」という生葉の搾り汁からつくられています。苦いと言うだけで、健康に良さそうですが、あまりにも苦いため食材としては適せず、スーパーなどの店頭にはほとんど出回りません。

ケールは、100g中に21.9mgもルテインが含まれています。そして、このルテインとは、植物に含まれるカロテノイドという色素成分の一種なのですが、目に良いとされているのです。
ルテインは、体内に吸収されると、そのほとんどが目の網膜と水晶体に蓄積されます。
目に蓄積されたルテインは、強い抗酸化力を発揮して、水晶体や網膜の酸化を抑えたり、紫外線や可視光線のうち青白色の部分を吸収してくれるので、蛍光灯やテレビ、パソコンなどから出る有害な光などから眼球内の組織を保護してくれます。

しかし、ルテインは体内では作ることができません。ですから、ケールなどの緑黄色野菜から摂取しなければ、ルテインの効果は得られないのです。
とは言え、ケールから摂取するとすると、あの独特の苦味と毎日対峙しなければなりません。子供なら、あの色を見ただけで逃げ出しそうです。
いくら健康のためでも、苦しい思いをして、ストレスをためたら意味がありません。

そこで、注目されているのが「ホウレンソウ」です。
ホウレンソウは、ルテインの含有量はケールに劣りますが、おひたしや炒めるなどメニューや調理法が豊富なので、日替わりメニューで摂取することも可能ですね。

あと、覚えておきたいのは、ルテインは、脂溶性成分(油に溶けやすい成分)であるということです。ですから、野菜などの食品から摂取する場合は、炒め物など油と一緒に食べると良いのではないでしょうか。

こういったルテインの効果は、継続的に摂取しなければ、視力低下の予防に結び付きにくいです。ですから、自分に合った食材や方法を組み合わせるなど工夫しながら、目の健康維持に役立てましょう。



100g中のルテイン含有量
ケール21.90mg
ホウレンソウ10.20mg
ブロッコリー1.90mg
葉レタス1.80mg
グリーンピース1.70mg
芽キャベツ1.30mg
夏カボチャ1.20mg
100g中の含有量は、ケールとホウレンソウが「桁違い」に群を抜いています。




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目の疲れを抑える正しい姿勢

現代の子供は、テレビゲームはもちろん、学校のほかに塾通いなど、非常に目に負担がかかる環境の中で、生活していると言えます。
ゲームなら時間を制限することで目の負担を減らすことはできますが、これが勉強となると、せっかくやる気になっているところを抑えるようなことは言いにくいものです。

以前にも述べましたが、勉強で教科書や参考書を読むこと自体が目を悪くしているわけではなく、目と近距離にある教科書や参考書を長時間見続けていることが視力を低下させているのです。

ですから、目に負担の少ない正しい姿勢で勉強をする習慣を身につけ、適度の休憩を取りながら、勉強をすれば、視力の低下を予防できるはずです。
正しい姿勢は、目の負担を軽減するだけではなく、首、肩、腰など全身への負担を減らし、集中力の持続を助けるのです。

机で勉強するときは、教科書や参考書は30㎝以上は離し背筋を伸ばした姿勢で見るようにしましょう。背中が丸くなっていると、教科書等との距離が近くなり過ぎ、目の負担だけではなく首や肩への負担も大きくなります。

また、手元の明るさにも注意しましょう。暗いところで字を読めば当然に目に負担がかかります。また、寝転がって教科書等を読んだりすると、左右の目から文字までの距離が異なりやすく、視力低下の原因になります。
ですから、子供が勉強をする場合は、適度に休憩を取りながら、正しい姿勢で明るいところで読み書きすることで、眼の負担を最小限にすることができます。

勉強時の正しい姿勢には、「椅子の高さ」の調整が不可欠です。椅子というと机の付属品のようなイメージですが、こと姿勢という視点から見ると、主役は「椅子」なのです。正しい姿勢は、まず、椅子の高さを調整することから始めなければなりません。

椅子の適正な高さは、椅子に深く腰掛けた状態で、足の裏全面が床につくように高さを調節します。もし椅子を最大限に下げても床に足がつかない時は足元に木箱など置いて調整します。足裏が床につかない状態では、腰への負担が大きいのです。
また、背中が背もたれにつかない時はクッションなどを背中においてフィットさせると安定感がでます。

椅子の高さを調節したら、次に机を合わせます。机とお腹の間に握りこぶし一つ分の隙間を開けて椅子に深く座ります。この時に両腕を軽く机において肘が直角なるように机の高さを合わせるのがポイントです。

子供の勉強机は、どうしても成長分を見越して、体形より大き目のモノを購入される場合が多いので、椅子も机も高さ調整ができるタイプのものを選んで下さい。

最後に電気スタンドがある場合は、非利き手側前方に置くのが良いでしょう。目に直接光が入らないように方向を調節し、もし目に入る場合はフードを付けて光を遮ります。できれば、明るい白熱球かチラツキの少ないインバーター式蛍光灯が良いと思います。



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子供に多い仮性近視

近視は、光の屈折力の異常(屈折性近視)または眼球の奥行き(眼軸)が長いこと(軸性近視)が原因で起こります。
仮性近視とは、厳密には近視ではなく、近くにあるモノを長時間見続けていることで、遠くにあるモノが、一時的にぼやけて見える症状を言います。

仮性近視は単なる筋肉緊張した状態であり、眼球の変形はまだ起きていないので、そのため早期に発見し治療やトレーニングをすると、視力は回復すると言えます。
ただし、仮性近視でも目の緊張を取り除かないで放置していると、近視が進行する場合もあるので注意が必要です。

仮性近視は、成長期の子供に多く見られますが、環境的要因が原因となっていることがほとんどなので、仮性近視を発見した場合、テレビやゲームなど近くばかり見ること控え、遠くを見るたり、マッサージなどで、眼の周りにある筋肉の緊張を和らげてあげたり、姿勢を正すなど生活態度を改善することで視力回復が期待できます。




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メガネ以外の視力矯正方法!オルソケラトロジー


オルソケラトロジーとは、あまり聞き慣れない言葉ですが、手術のようにリスクの心配をせずに視力を回復する方法として注目されている視力矯正の手法の一つです。

オルソケラトロジーの治療方法は、寝る際に、コンタクトレンズの中央が「凸状の特殊なハードコンタクトレンズ」を装着します。就寝中もずっとコンタクトレンズを角膜に装着したままにしておき、角膜の中央部の形を「凹レンズ」のように変形させて、裸眼視力を回復させていく技術です。
翌朝にコンタクトレンズは外しますが、角膜が適切な凹レンズになっているので、一時的に視力が回復して、日中は、裸眼のままで行動することができます。

このオルソケラトロジーは、子供の近視や仮性近視によい効果が現れることが特長と言われ、近視の進行予防効果は優れているとされています。1~2時間くらいの試用だけでも視力回復を体験できるようです。また、レンズの装着を止めれば、約2ヶ月で、角膜(と視力)は矯正前に復元されますので、手術のようなリスクを心配しなくても済みます。

オルソケラトロジーの治療効果は、レーシック手術のように、レーザーで角膜を削って、屈折力を調整するわけではありませんので、ある程度の限界があります。一般的には、0.1の視力であれば0.8から1.0以上まで回復すると報告されています。
このように、近視の子供に対するメガネ以外の矯正方法として検討してみる価値はありそうです。





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視力に良い栄養分がたっぷりのブルーベリー


視力回復に効果があるとされる食べ物と言えば、まず頭に浮かぶのがブルーベリーですね。
これは、ブルーベリーに豊富に含まれるアントシアニンという色素が、網膜に存在するロドプシンという色素体の再合成に作用することで、視力の低下を防ぎ、目の機能を高めるとされています。
例えば、疲れ目が解消されたり、 視野が広くなるったり、 暗闇に入った時でも目が慣れるのが早くなるなどの効果があるとされています。

ブルーベリーの摂取方法として、1日に2~30粒ほど食べると効果があると言われていますが、なかなか摂取できない方も多いために、最近ではエキスを加工したサプリメントとして摂取する人も多くなっているようです。
また、ブルーベリーは、そのほとんどがジャムやサプリに加工されていますが、乾燥したブルーベリーは保存がしやすく、食物繊維やアントシアニンは生の時より多く摂取できるとされています。

また、ブルーベリーは、視力回復以外にも、抗酸化作用や悪玉コレステロールの生成を軽減したり、尿管の健康を促進したりする効果が報告されています。



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「ニンジン」で、目に必要な栄養分を補給!


「ニンジン」と言えば、子供の嫌いな野菜ランキングでも、毎年、コンスタントに上位に名を連ねる野菜ですが、根菜でありながら緑黄色野菜であるニンジンは、視力回復に効果のある栄養分がたっぷりなのです。

ニンジンの主な栄養成分は、「ビタミンA」「カロチン」「カリウム」「食物繊維」などですが、ニンジンが赤いのは、視力回復に効果があるβ-カロチンやアントシアニンが含まれているからです。
特にβ-カロチンは、夜盲症や目の疲れ、そして角膜を再生してくれると言われているビタミンAをつくるだけでなく、細胞を破壊する活性酸素を除去してくれるので老化なども防ぐ効果もあります。

ビタミンAは、サプリメントなどで摂取する場合、過剰症の心配(ビタミンAは脂溶性であるため、過剰に摂取した場合は肝臓や体内の脂肪組織などに貯蔵され、副作用が出やすい)がありますが、β-カロチンは体内で必要量のみビタミンAへと変換され、必要のない分は身体の外に排出される仕組みになっているのでビタミンAの過剰症の心配はありません。

ニンジンが苦手な方が指摘するのは、独特な香りを理由に挙げますが、近年は品種改良によってニンジン臭はかなり抑えられているそうです。
緑黄色野菜の一日の摂取量は、120g~160gが理想とされていますが、にんじん(中)1本が、200g~250gだそうなので、一日に約1/2本は食したいところです。

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視力低下の原因になるストレス


子供の視力低下の原因には、携帯型ゲーム、テレビ、携帯電話などがありますが、ストレスもまた視力低下と大きな関係があると言われています。

検査をしても、近視や遠視といった屈折異常が見あたらず、網膜や視神経をしらべても、異常がない場合を「心因性視力障害」と言います。

なぜストレスが視力と関係するのか?

それは、「見る」というのは目だけの機能せず、外界からの光がピントの合った状態で正しく網膜に映り、網膜に届いた光を電気信号に変換して脳まで伝え、脳が正しく認識して、初めて物が正しく見えるからです。
光を受け止める眼球と、電気信号を伝える神経細胞と、信号を認識する脳が正常に機能しなければ、物は正しく見えないのです。

つまり、脳が疲れた状態になると視力は低下してしまう訳です。

小学校低学年の子供に見られる「心因性視力障害」は、子供たちが受ける精神的なストレスが視力低下を引き起こす、もっとも顕著なケースと言えます。
この年代の子供の脳は未発達であり、環境の影響を受けやすく、些細なことが原因となって脳がストレスを受けて、視力低下という症状となって現れるのです。
いわば、脳にストレスがかかった結果、脳が「一時的に」ものを見ようとしなくなった状態と言えるでしょう。


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子供にうちに目を悪くすると・・・


子供のうちに視力が低下してしまうと、将来の選択肢を狭めることになりかねません。

サッカーや野球などの球技は、目が悪いのは大きなハンデになります。元サッカー代表監督の岡田氏やプロ野球の古田氏などメガネをしながら活躍した選手もいますが、メガネの場合、側面の視野に問題があるなどハンデになっていたのは事実のようです。
実際、古田選手は、スカウトの目にとまるだけの才能は認められていたものの「メガネをしている」という理由で、ドラフトを見送られたのは有名な話です。

他にも、視力を要件としている職業はたくさんあります。
例えば、パイロットですが、要件の一部に、各眼が、裸眼又は矯正視力で0.8以上あること、そして、レーシックなどの屈曲矯正手術の既往歴がないことなどが挙げられています。
他にも、警察官や自衛官、刑務官、消防官、法務教官、航空管制官、客室乗務員(CA)、電車の運転士、騎手、オートレース、競艇選手に宇宙飛行士なども一定の視力が要件になっています。

職業以外でも、自動車免許のように一定の視力がなければ、取得はもちろん更新すらできないものもあります。

このように、子供のうちに近視になってしまうと、「視力」を理由に自分の夢を諦めなければならないことも起こりえるのです。

子供の視力低下のスピードは、大人の3倍で進行すると言われています。ですから、早期に発見し早期に対処することが何よりも重要なのです。そのためには、周りの大人たちが積極的に視力についての知識を得ることが大切です。



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視力低下の原因はテレビゲーム?

昔から、「勉強をし過ぎると目が悪くなる」と言われますが、もちろん勉強が目に悪いわけではありませんね。目を悪くしているのは、近くのものを長時間見続けているからです。見たり読んだりする対象物(教科書や参考書など)と、自分の目との距離を近づけて見ていると、毛様体筋という水晶体の厚さを調整している筋肉が緊張したままになり、遠くのものにピントが合わせられなくなるのです。
ですから、勉強のし過ぎが目に悪いのではなく、近くのものを見続けることが目に悪いのです。

テレビゲームにも同じようなことが言えます。テレビゲームの場合、読書に比べ「瞬き」の回数が半分ほどに減るというデータがありますので、全く同じ理屈で述べることはできませんが、近くを見続けることが目に悪いと言う意味では、同じです。
つまり、テレビゲームでも、遊ぶ時間を決めて、適度に休憩を入れ、マッサージやストレッチなど目を休めながらやるのであれば、毛様体筋が硬直して視力が低下する危険は、ある程度は予防できる訳です。
実際、ニンテンドーDSなどテレビゲームでありながら、目の能力を高めることを目的としたソフトもあります。これらのゲームには、上下左右や不規則に画面上を移動するマーカーを目で追うことで、目の筋肉を鍛える内容のもですが、そういった意味では、素早い動きで視線を動かすことが求められるアクションゲームなどは目の筋肉が鍛えられていると言えるかもしれません。
繰り返しになりますが、テレビゲーム自体が目に悪いというより、近くばかりを見る状況を続けることが目に悪いのです

ゲームだからと言って、頭ごなしに目に悪いと決めつけて、子供たちから取り上げるのではなく、「時間」「姿勢」「休憩」などを子供たちと約束した上で、ゲームを与えてはいかがでしょうか。
もちろん、1日中ゲームをしたり、悪い姿勢でゲームをやることは、視力低下だけでなく、肩こりや腰痛なのからだ全体に悪影響を与えるので、「ゲームのやり過ぎ」を控えるべきなのは言うまでもありません。




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子供の視力は、環境に左右される


子供は、良くも悪くも周りの環境の影響を受けやすいものです。これは、視力の発育についても同じです。

新生児の目は、明るいか暗いかが分る程度です。しかし、眼球の構造は、大きさが少し小さい以外は、成人の眼球の構造とほぼ変わりません。違うのは、視力は非常にわずか(0.01~0.02くらい)しかないことです。それは、網膜から脳へ信号を伝えて映像にする仕組みが、まだ形成されていないからで、その仕組みは、実際に物を見て網膜から脳の神経に刺激が加わらなければ、形成されないのです。
ですから、もし、乳幼児が片目を眼帯でなどで覆っておくと、その目はよく見えないので、視力の発達が妨げられ、弱視になってしまいます。これは、発達が妨げられた分は、そのまま脳の能力として「失う」ことを意味します。決して、後から取り戻してくれる訳ではないのです。

子供の視力が健康に発達するためには、視力を健康に形成するような環境づくりが大切です。そのためには、周りの大人が子どもの視力に対する知識を深め、積極的な協力が必要になるのです。

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子供は視力低下に気付かない


毎年、学校で行われる視力検査は、通常は春に1回というのが現状です。
「昨年は左右とも視力1.0以上あったのに、今年の検査では左右とも0.3まで下がってしまった」という話は珍しくありません。慌てて眼科へ行って「真性近視です。メガネを作った方がよいですよ」と眼科医に言われたら、正直に従うしかないですよね。

しかし、仮に子供がすでに近視であると診断されても、 直ちにメガネを作るのは禁物です。

子供の近視は、大人に比べ進行が早いとされますが、早期発見、早期対策に取り組めれば、視力回復が早いのも子供の特徴なのです。
一旦、メガネを常用し始めると、目の働きが弱まり、視力低下がどんどん進んでしまいます。本物の近視に移行する前であれば、目の機能も十分に残っているので、あきらめず、早めに視力回復のトレーニングを行うことで回復が期待できるのです。

近視は他の病気と違って、「痛み・出血・発熱」などの症状がないために、特に小さな子供たちにとっては、視力低下を自覚することは難しいとされています。
しかし、ちょっとした子供の仕草などからで異常が発見できる場合があります。次のような動作をする子供には、視力に問題ないか注意が必要です。とにかく早期発見がポイントなのです。

・よく転んだり、物にぶつかったりする
・眼を細める
・眼や頭が痛いと言う
・顔を左右に動かしたり、眼を見開いたりする
・飽きっぽく、イライラする
・テレビを近くで見ようとする


子供の視力回復のポイントは、「眼を悪くする日常生活習慣の改善」にあると言えます。ですから、子供の視力をより早く回復させるためには、周りの大人たちが視力に関する知識を深め、積極的な協力が不可欠なのです。




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近年、ニンテンドーDSなどの携帯型ゲームやテレビゲームの普及により、子供たちの近視の低年齢化が進んでいます。ゲーム以外にも、携帯電話のメール機能、学校後の塾通いやストレスの増加などなど、子供たちの視力の環境は悪くなる一方です。


ゲーム機に熱中すると、本や参考書を読むの場合とは、比較にならないほどの目の負担になります。視野の狭さ、まばたきの減少、長時間の目の緊張、画面からの強烈な光など視力が低下するのが当たり前の生活になっているのです。


子どもは視力が低下しても、痛みがあるわけではないので気付きにくいのです。ですから、子どもの目を保護するためには、周りの大人たちが、正しい視力に関する知識を深めること不可欠なのです。


子供の視力低下を予防する秘訣は、仮性近視の段階で早期発見し、早期対処することにつきます。もし仮性近視を終え、本物の近視に突入すると、視力のアップは難しくなります。仮性近視のレベルなら、しっかりとトレーニングをすれば視力回復は不可能ではありません。


当ブログは、視力改善の方法を解説し、子供の視力低下を予防するために、少しでも力になれれば幸いです。