コンタクトレンズの弊害

最近では、コンタクトレンズというと、ファッション性の面で優れたアイテムとして、ファッション感覚で使用する人も少なくありません。
ある調査によると、コンタクトレンズを使用している人は、日本国内で1500万人とも1600万人とも言われています。
その反面で、インターネットなどで簡単に入手できてしまうことや、自身で容易に装着できるために、コンタクト人口の増加とともにトラブルの報告も増えています。

コンタクトレンズによる眼障害は年間150万件とも言われているので、コンタクト人口の約1割が何らかのトラブルをかかえていることになります。


手軽だと思われているコンタクトレンズですが、繰り返し誤った使用法をしていると、最悪の場合、失明する可能性がる危険があるほど、非常にデリケートでリスクの高いものなのです。

コンタクトレンズの主なトラブルの原因として、

・寝ている間も装着している

・1日8時間以上装用している

・使い捨てなのに期限を過ぎても使い続けている

・きちんと手入れをしていない

・壊れたり、傷がついているのに使い続けている

・定期的に医師の診察を受けていない

こういった使い方は、目の中を不潔な状態にしていることに他なりません。
そもそも、角膜は非常に免疫力が弱く、外部からの細菌等への対抗力が弱いのです。つまり、寝ている間もコンタクトを装着しているということは、寝ている間中、細菌を増殖させていることになる訳です。
コンタクトを装用したまま不潔な状態でいると、眼に炎症を起こすのは当たり前なのです。
特にソフトレンズの場合、目に入れていても違和感が少ないことから、目に異変が発生していてもなかなか自覚しずらく、気付いたときには手遅れということもありますので注意が必要です。

コンタクトをしていて、黒目のまわりが充血したり、目に異物感を感じたり、物が見えにくいなどの症状は、結膜炎などの病気の可能性が疑われますが、この症状が続き、目の強い痛みで涙が止まらなくなってくると、早めに眼科へ行くことをお勧めします。こうなると、角膜に炎症が起きている可能性があり、そのまま放置しておくと、最悪の場合は失明してしまうこともあるのです。

コンタクトレンズは、手軽で身近な視力矯正の方法です。そして、きちんとした使用法と、正しいレンズケアをしていれば、多くのコンタクトレンズのトラブルは避けられるはずです。



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