ブルーライトから子どもの目を守る

テレビや携帯型ゲーム、パソコン等のデジタル機器の液晶端末から発せられているブルーライトですが、近年、子どもたちのゲームやパソコンなどの使用時間は増加傾向にあり、ブルーライトが子供たちの目に与える影響が心配されています。

ブルーライトとは、光の三原色として知られる赤・緑・青の3つの色の中でも、波長が 一番短い青色光のことで、可視光線の中で、もっともエネルギーが強いため、目の角膜や水晶体を通過し、エネルギーが強いまま網膜まで達します。

昼間の太陽光に含まれるほか、パソコンやテレビ、ゲーム等のディスプレイから多く発せられ、ブルーライトを目に浴びると、その性質から、目が絶えずピントを合わせようと頑張ることで、目の疲れなどを引き起こすとされています。

更に問題なのは、網膜の神経節細胞がブルーライトを感知すると、概日リズムに影響を与え、体内時計の働きを乱して、不眠症状や睡眠の質に影響を及ぼすなどの可能性も指摘されています。

こういった目の疲れや睡眠の質の低下といったブルーライトによる影響は、大人だけでなく、成長期の子どもにとっても大問題なのは同じです。

以前に、VDT作業に従事する大人を対象としたブルーライトをカットしてくれるパソコン専用メガネについて紹介しましたが、「子どもにも使わせたい」といった意見がメガネメーカーに多く寄せられたことから、子ども用パソコン専用メガネが新らたに発売されることになったそうです。
軽いフレーム素材を採用したり、耳にあたるモダン部分には柔らかいソフトラバーを使用、子供の顔の形に合わせて微調整が可能なノーズパッドを採用するなど、子どもが長時間掛けていてもストレスの少ない工夫が多数されています。

東京・杉並区のある小学校では、高学年の授業にパソコン専用メガネが導入されているそうで、今後、家庭だけでなく学校でも、ブルーライトから子供の目を守るためにパソコン専用メガネが必要となるのかもしれません。



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